50歳手前で思っていること、思ったことを書いてみる。
算数や数学の問題で、緑の部分の面積を求めろ(色の付いている部分)という問題があり、
暗黙的あるいは明示的に線の太さは含まないで計算する、している。
そう、図形の面積を求めるのに誰も線の太さなんて考慮していない。多分、全員?
これ、
「誰が言ったんですか?どこに書いてあったんですか?サポートされていますか?」
の本質の一つ。もちろん、これはちゃんとした学問でもう決まっていて、誰が言ったのか?どこに書いてあったのか?サポートされているか?太古昔に決まっている。
その学問は、少なくとも高校卒業までは絶対に習わない。一部の大学の学科で習うかもしれない。でも義務教育を受けた人間は全員知っている。
ちなみに、この学問は線の太さがないことを示す前に、点には面積が存在しないと仮定したところから始まる。
1つの点ともうひとつの点がありそこに線が引かれている。(パワポで手書きなので、雑な絵だが)
その2つの点の間に到達するには、少なくとも半分の点に到達する必要がある。
その半分の点に到達するには、さらに半分の点に到達する必要がある
つまり、「線」は無限の「点の連続」で形成されている。
点にに面積が存在しないと仮定をすると、線には太さがないことが証明できる。
「誰が言ったんですか?どこに書いてあったんですか?サポートされていますか?」は
子供のころから全否定で生きていて、何も知ろうとせず、暗記を中心になって大学受験をしちゃった大人が、大人にになってから突然、病気になったように言い始める。知ろうとすることを全放棄で生きてきたから、こう言うしかない。
算数、数学の勉強レベルで無視は構わないだろうが、仕事をしてお金をもらうようになってからだと困る。その経験、発想がゼロなのに、ゼロからは何もできない。錬金術もない。
そもそも、このレベルの思考の人って、元素記号表を見て、水素からウランが生成できるのではと思ってしまうだろう。一般的に当時の錬金術で可能性があるのは’、せいぜい隣の元素だ。(細かいことは言わんが。)
「誰が言ったんですか?どこに書いてあったんですか?サポートされていますか?」を地図の4色問題の研究に当てはめると、
- 誰が言ったんですか? 地図屋さんの経験値だが言っている人が有名であることを求める。
- どこに書いてあったんですか?証明することを放棄して、誰かの回答を求める
- サポートされてますか?由緒ある学会での発表で報告されていることが重要で、証明の内容より誰かの権威を求める。
となり、それを言っているだけのお前は誰やねん。ということになる。
自分の周りだけかもしれないが、この状態になっている人が結構多かった。エンジニアのタイトルの人でももはやタイトルではなく、テクニシャン。
https://ja.wikipedia.org/wiki/テクニシャン
マニュアルなどに定められた実務を行う者。技能者とも。日本語では技術者(エンジニア)とされる場合が多い[1]。ラボラトリーエンジニアとも呼ばれる。
テクニシャンの特徴として、証明とかした経験がないので、何かをやる前に、仮定も想定もしないので、「ためしてガッテン」になることが多い。さらに試しているだけなので、何も残らず、年中同じことをしている。文章にしても書いてあるだけなので、同じことをやったという記録が大量に残るだけで、再度参照されることもない。
この「誰が言ったんですか?どこに書いてあったんですか?サポートされていますか?」は、経験があると思しき人を大量に生成するだけで、テクニシャンが大量に残るのが本質で、業務非効率の拡大に実は一役買っている。これを止めるだけでだいぶ業務効率化ができるのだが、「残業をしている」、「頑張っている」が評価基準の組織だと受け入れられない。
多分、こういう問題は説明できないと思う。
物理の自由落下で、高いところから物を落とすと、高さによって地表到達時のスピードは重力によって加速される。公式は、
v = \sqrt{2 g h}
となる。しかし、現実的には、スカイダイビングではそうならない。なぜ?空気抵抗があるからというだけでは雑で、
人間の体には地表に対して面積があって、空気抵抗が発生し、地球に引き寄せられる力と空気抵抗の力の合力になるので、最初は、等加速度運動だが、その後、等速度運動に移行する。よって、地表への到達時のスピードはだいぶ少なくなる。
これも「誰が言ったんですか?どこに書いてあったんですか?サポートされていますか?」なのかもしれないが、点に面積がないという話を鵜呑みにしているとせいぜい公式だけのニュートン力学の理解しかできず、現実の世界では通用しない。
さて、誰が「誰が点の面積がなく、線に太さがないことを決めた?」調べてみることをお勧めする。少なくとも学校の先生ではない。