WindowsでのQEMU Guest Agentの追加設定

投稿者: | 2月 27, 2024

やっているつもり、知っているつもりで実は確認されていないことって結構ある。それを説明したところで、そんなはずはない。気にしすぎだとか言われることもあるが。ただやはり確認しないことには始まらない。世の中、そんなことが溢れていると思う。

 

閑話休題

 

まぁ、KVMのゲストは、Virt-IOのドライバを入れて、Qemu Guest Agentを入れれば、管理サーバでホスト名とIPアドレスが見れる。ただそれだけだと思っていた。実は、Qemu Guest Agentはは、ゲストの静止点を取るときにも動作をする。例えば、ライブマイグレーションやスナップショットの時。

最近、VSSの動作を調べるためにWindows VMのスナップショットを撮ったんだが、見事にVSSのスナップショットがクラッシュ。鵜呑みにしていたら一巻の終わりだった。

起きた環境は、RHEL 9.3に付属のVirt-io DriverのISOからドライバとエージェントを入れたWindows Server 2022の環境。結構新しめの環境だった。

スナップショットをとってみたら、qemu-gaが実行された後に、80070005エラーが発生していた。

調べてみたら、前から起きている問題で結構モメているらしい。解決方法が以下にあった。

解消方法は以下

 

dcomcnfgを起動

以下のようにマイコンピューターのプロパティを開く

COMセキュリティタブを開き、アクセス許可の規定値の編集をクリック

追加をクリック

NETWORK SERVICEを追加して、OKをクリックして閉じる。

OKをクリックして閉じる。

再起動させると有効になる。(再起動しないと有効にならない。)

これで、VSSのクラッシュが無くなる。

 

KVMの仮想マシンが動き始めているが。。。検索しても日本語ではこの情報がない。もしかして、全ての世間のWindowsのKVM VMにこの設定が必要なんじゃないかと。

カテゴリー: kvm

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