やっているつもり、知っているつもりで実は確認されていないことって結構ある。それを説明したところで、そんなはずはない。気にしすぎだとか言われることもあるが。ただやはり確認しないことには始まらない。世の中、そんなことが溢れていると思う。
閑話休題
まぁ、KVMのゲストは、Virt-IOのドライバを入れて、Qemu Guest Agentを入れれば、管理サーバでホスト名とIPアドレスが見れる。ただそれだけだと思っていた。実は、Qemu Guest Agentはは、ゲストの静止点を取るときにも動作をする。例えば、ライブマイグレーションやスナップショットの時。
最近、VSSの動作を調べるためにWindows VMのスナップショットを撮ったんだが、見事にVSSのスナップショットがクラッシュ。鵜呑みにしていたら一巻の終わりだった。
起きた環境は、RHEL 9.3に付属のVirt-io DriverのISOからドライバとエージェントを入れたWindows Server 2022の環境。結構新しめの環境だった。
スナップショットをとってみたら、qemu-gaが実行された後に、80070005エラーが発生していた。
調べてみたら、前から起きている問題で結構モメているらしい。解決方法が以下にあった。
解消方法は以下
dcomcnfgを起動
以下のようにマイコンピューターのプロパティを開く
COMセキュリティタブを開き、アクセス許可の規定値の編集をクリック
追加をクリック
NETWORK SERVICEを追加して、OKをクリックして閉じる。
OKをクリックして閉じる。
再起動させると有効になる。(再起動しないと有効にならない。)
これで、VSSのクラッシュが無くなる。
KVMの仮想マシンが動き始めているが。。。検索しても日本語ではこの情報がない。もしかして、全ての世間のWindowsのKVM VMにこの設定が必要なんじゃないかと。