実は、オカンが亡くなった次の日が自分の誕生日だった。オカンとの付き合いは、47年11ヶ月と29日だった。こう数字にしてしまうと50年も経っていないのか。ということは、両親は金婚式を迎えられなかったということになる。オトンのオトンは、40代で亡くなっているので、その上の世代も金婚式を迎えられていない。両親共に短命というかそんなに長寿ではない家系なのかもしれない。オカンは、70半ばで人生が終わったので、自分もそれくらいまでしか生きられないかもと同い年のオカンの主治医に話したら、
「我々の生まれ年で、その歳になったら、あなたか私どちらかは亡くなっているんですよ、確率的には。。」と
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/tdfk00/index.html
と言われた。長寿、長寿と言われているが、生き残っている人が長生きしているだけで、死んでいる人はとっくに亡くなっている。平均寿命って、0歳の人の余命らしい。なので、今生まれた人は、80近くまで生きるかもしれないが、40年前に生まれた人はそうでもない。主治医曰く、オカンは病死(会社には知られると碌なことが起きないので詳しくは書かない。)なんだが、老衰と書いても問題ないレベルだと。両親が旅立ったところで、自分の人生観もガラリと変わった。
閑話休題
NUCの起動が恐ろしく遅い。。。起動してくるまでに5分ぐらいかかる。
NUC自体が第7世代のNUC7i5BNH。
https://ark.intel.com/content/www/jp/ja/ark/products/95067/intel-nuc-kit-nuc7i5bnh.html
販売されたのが、2017Q1。つまり7年前。DDR4メモリでかつNVMEもちゃんと利用できるが、Windows11は動かず。どういうわけかまだBIOSのアップデートが出ているがかなり古い。
原因は、これ。
はい。CMOSバッテリーが切れている。その証拠として、BIOSの日付が常に
NUCのCMOSバッテリのコネクタって、普通の電池と極性が逆だからめんどくさい。
昔、大学の研究室にSonyのNEWS NWS-800があって、CMOSのバッテリーが死んでいた。。。TFTPブートで普通に起動をするのだが、日付がリセットされて起動する、その後、NTPで時間が補正され、NFSマウントされて問題なしだった。これを編み出した先人はすごい。CMOSバッテリーを交換してほしかったが、すぐ起動するし、CPUが68kでボロいので放置されていた。パソコンは、PCIがついて、マルチCPUをサポートするようになってから起動時の手順がメイフレームか言わんばかりに大量にあるので、起動に時間がかかってしまう。
NUCのCMOSバッテリの交換
実は、CMOSのバッテリは見えない。この裏にある。コネクタ類を外して2本のネジを外して。マザーボードを取り出す。
裏にあった。
このバッテリを外す。両面テープでついてるだけ。下の土台ごと外れないようにする。まぁ外れても戻せばいいだけだが、大抵土台が外れてしまうときは、土台が歪んでしまっているはずなので、真っ平にして付け直せばいい。
交換する電池は、これ。まぁどれ買っても同じかもしれない。失敗した時用の複数買っておくといいかも。
NUC用と書いていないものなので、コネクタをよくみると逆極性。ピンを取り出して差し替えるか、結線を変えるか。
CMOSバッテリを交換して、戻す。全部組み立てる前に起動確認をした方がいいかも。
バッテリ交換直後の初回起動はやはり時間がかかる。すぐにBIOSに入って、日議を設定して保存して、再起動。BIOSで日付が設定されているのを確認して、Event Logをクリアして保存。
その後、ACアダプタを差し直して、再度電源を入れてBIOSに入り直す。その際、日時が保存されていればOK。
地味にめんどくさい作業だった。
もう一つ、CMOS小ネタ。実は、新品のパソコンだからってCMOSのバッテリの容量があるとは限らない。以前いた会社で端末として大量のPC AT互換機(死語)を在庫していたのだが、ほぼ全てのマシンでCMOSのバッテリが切れていた。。。そんなに古い機材ではなかったのだが。
今年は、あらゆる意味でいろいろ仕事が変わりそうなので、古いマシンは、メモリとSSD/NVMEを抜いて売っぱらって本体は廃棄か、大学のゼミ生に寄付だなぁ。