UbuntuでIPv6を無効にする。ただし、netplanで。

投稿者: | 9月 23, 2023

vSphere 8 U2が出たのでPowerCLIをアップデートをしようとしたら、なぜかPowerShellのギャラリーに到達できない。もしやと思ったことが1つ。

IPv6の設定が中途半端。IPv6のアドレスは貰えているのだが、RAが到達できるようになっていない。。。どうやるの?という状態。なので、IPv6で繋ぎに行くと結局到達不可。なので、IPv4を使わないと動かないことも。。。

 

閑話休題

 

IPv6をUbuntuで無効にする方法を記載する。ただし、ググるとたくさん書かれている。GRUBで無効にする方法やsysctlで無効にする方法など。GRUBで無効にすると再起動が必須だが、sysctlだといつでも無効にできる。

cat << EOF >> /etc/sysctl.conf
net.ipv6.conf.all.disable_ipv6=1
net.ipv6.conf.default.disable_ipv6=1
net.ipv6.conf.lo.disable_ipv6=1
EOF
echo "/etc/init.d/procps restart" >> /etc/rc.local

 

これで一件落着かと思いきや、QNAPのLXD環境だとこの設定が書き込めない。。。ツンだ。netplanで無効にできないのかと調べたらあった。

自分の環境はこんな感じ

UntitledImage

IPv6が240bで振られてしまっている。

以下のコマンドを実行

ETHDEV=ens33
netplan set network.ethernets.${ETHDEV}.dhcp6="false"
netplan set network.ethernets.${ETHDEV}.accept-ra="false"
netplan apply

そのあと

netplan get

UntitledImage

設定が入っているっぽい。

netplan apply
ip a

UntitledImage

IPv6アドレスが消えた。もちろん再起動後も有効だった。

 

netplanはyamlを書き換えることもできるが、yamlの書き換えは

  • エディタを起動する必要がある
  • インデントを考えなければならない

という2つの理由で自分はあまりやらない。それにコマンドラインだと自動化に使えるし。

ちょっとした小ネタでした。。。まぁ、IPv6の設定を早くなおせよと。EdgeRouterでVLANにRAを渡す方法がわからないのよorz…

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