Windows 11やWindows Server 2022でWSL2を使えるようにする

投稿者: | 9月 3, 2023

KMIPを設定して、ESXにWindows 11を構築したが、ここからは、Window Server 2022 VMでも同様に設定ができる。

注意事項

  • vCenterと物理ESXが必要

VMware WorkstationやFusionで動作させる場合、以下の制限があり、一般的には仮想マシンにCPUの仮想化の設定できない。Windows 11は、すでに仮想ハイパーバイザーが動いてしまっているので、VMwareからCPU仮想化が有効にできない。(WSLを有効にしてないという、Windows7で事が済んでしまうという超レガシーな利用しかしていないユーザは逆にできてしまうが。)

https://kb.vmware.com/s/article/81623?lang=ja

もちろんNestのESXはやめたほうがいい。

 

  • ステップは全て必要

実は、以前同じ記事を書いたのだが、その手順を改めてやったら全く動かない。

https://www.blog.slow-fire.net/2023/01/22/windows-server-2019-2022にwslを入れて、ubuntuを動かす%E3%80%82/

ここに記載した全てのステップが必要だった。

 

改めて試してみたが、Windows 11だけではなく、Windows Server 2022でも利用ができた。

 

仮想マシンの設定

CPUの仮想化を有効にする。この設定は、Hyper-Vを動かす設定と同じ。

UntitledImage

タスクマネージャーのCPUの項目では仮想化が有効になっていることを確認する。

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必要な機能の追加

Windowsの機能の追加で、Linux用 Windowsサブシステムと仮想マシンプラットフォームを追加する。GUIからも設定ができるが、コマンドラインで設定してしまう。

PowerShellを管理者権限で起動する。

Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Windows-Subsystem-Linux -NoRestart
Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName VirtualMachinePlatform -NoRestart
Restart-Computer -Force

これを実行するとOSが再起動する。

 

WSL2の更新

どういうわけか、これをしないとだめだったので改めて行う。

コマンドプロンプトで以下を実行。
wsl --update

 
Ubuntuの起動
 
WIndows11の場合
アプリストアからUbuntuを落として、起動する。
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初回起動時以下が表示されたら成功。
UntitledImage
 
WSL2を有効にしたので、Docker Desktopが普通にインストールして使うことができる。
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Windows Server 2022の場合
Windows Servernには、アプリストアがないので
wsl --list --online
インストール可能なディストリビューションを調べる。
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wsl –installでインストール
wsl --install Ubuntu
 
Windows Server 2022でRancher Desktopを動かしてみた例
Windows 11でDockerを動かしてみたので、Windows Server 2022では、Rancher Desktopを動かしてみた。
WSLが有効なのに、見つからないと出ているがクラスタが起動した。
UntitledImage
 
これで物理パソコンが要らなくなった。

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