Ubuntu 22.04でnetplanのデフォルトゲートウェイの書式が変わった

投稿者: | 2月 25, 2023

地味に痛い、こういう仕様変更。こういうのはよくある。よくあるんだが商用製品だとクレームになることもある。ソフトウェアがアジャイル、つまり仕様変更はよくあることなのだが、ユーザとしては、入れたら入れっぱなしにしたいと思うらしい。今時、セキュリティの面でそれはどうなの?と思うのだが、日本は、業者にお金を払って構築をしてもらう形式がほとんどなので、仕様が変更になると、業者に改めてお金を払って作り直してもらう必要がある。しかし、そんな予算もなければ、業者もただではやらない。なので、一般的にはどうにもならないのだが。。。どうなる日本。

 

閑話休題

早速、netplanの仕様を確認

Ubuntu 20.04まで使えたデフォルトゲートウェイの書式

      gateway4: 192.168.11.1

      

Ubuntu 22.04から有効になるデフォルトゲートウェイの書式

      routes:
        - to: default
        via: 192.168.1.1

一応、Ubuntu 22.04でも古い形式で使えるのだが、DeplicatedだとWarningが出て気持ち悪い。

UntitledImage

自分の場合、yamlを書き換えないでコマンドラインで実行したいので、以下を実行した。

古いデフォルトゲートウェイの設定を削除

netplan set ethernets.ens192.gateway4=NULL

新しいデフォルトゲートウェイ形式の指定

netplan set ethernets.ens192.routes='[{"to":"default", "via": "192.168.16.1"}]'

netplanの設定の確認

netplan get

netplanの設定の適用

netplan apply

コマンドラインにたどり着くまで1時間。さらにこれをシェルに入れ込むために格闘2時間。netplanの書式が変わったという情報は書いてあるのだが、コマンドラインはどうするのかってどこにも書かれていない。あってもおかしく無いのだが。。。まぁ、これでとりあえずどうにかなった。

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