Synology DSM 7.1.1でHomebridge

投稿者: | 10月 2, 2022

SynologyやQNAPを使う理由の一つとして、Dockerが動くことだと思う。今更、aptやyumでインストールしたり、Systemdのスクリプトを書いて、自動起動するというのはちょっとめんどくさい。Dockerなら環境に依存しないでどこでも立ち上げることができる。そういうインストールと設定のポータボリティがある。ワークロードだけではなく、設定とその保守を含めたポータビリティと言える。

で、NASで使う場合、IAアーキテクチャーでメモリが(公式あるいは非公式)でメモリの増設が可能なものをお勧めする。いい気になって使っているとメモリを結構食うので。

閑話休題

MacやiOSからHomekitを使いたいので、SynologyのNASにHomebridgeを入れた。その際、ハマったのでメモ。

 

HomebridgeのフォルダーをDockerフォルダーの中に作っておく。

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Homebridgeのイメージをダウンロード。ozmu/homebridgeを利用した。

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ネットワークの設定

Use the same network as Docker Hostを選択

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Dockerの起動設定

Execute container using high privilegeとEnable auto-restartを選択して、Advanced Settingをクリック

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環境変数を2つ追加

  • DSM_HOSTNAME
  • TZ

DSM_HOSTNAMEは、NASに登録されているNASのホスト名を入力。

TZはタイムゾーンを指定。

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Saveして、Nextをクリック。

DSM_HOSTNAMEを指定しないとhostname conflictが大量発生する。回避方法が議論されていたのがこれ。

https://github.com/oznu/docker-homebridge/issues/35

 

マウントするボリュームを指定

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これで起動。

ブラウザで http://NAS_IPアドレス:8581 を開く

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GET STARTEDをクリックして管理者ユーザ名とパスワードを設定(前のバージョンだと確かAdminで固定されていたような気がするが。)

これで使えるようになった。

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