実はアップデートフェチである。iPhoneのアプリも最新を常に使う。brewのパッケージも常にアップデートして使う。なので、アプリ最新版で死ぬこともある。QNAPのアプリも常にアップデート。
Container Stationもアップデート。
LXCのサポートが終わり、LXDへ移行させられるということが年末にあったが、今回のアップデートは、なんとKubernetesサポートしたようである。
Container Station 2.5.1.392
https://www.qnap.com/ja-jp/app_releasenotes/list.php?app_choose=container-station
[New Features]
Kata Containers
– Container Station supports running Kata Containers, which can increase the security of the container by implementing stronger workload isolation using hardware virtualization technology as a second layer of defense.
どうやら、QNAPがx86 CPUの場合は、Kubernetes (k3s)が動くようになったらしい。もちろん、その分CPU,メモリをたくさん消費するらしいが。動かしてみた。
Enable K3sとDeploy Kubernetes Web UIのチェックをオンにして、Applyするだけ。
こんな画面が出て、すぐに立ち上がる。
Container Stationではコンテナは表示されないが、コンソールで確認するかぎり、Docker上でKubernetesコンテナが立ち上がっている。
起動が完了すると、ダッシュボードのURLとトークンのリンクがでてくる。ダッシュボードのURLをクリックして、ダッシュボードを開き、トークンをコピペしてログイン。
もちろん、kubeconfig.yamlをダウンロードして、kubectlコマンドも使える。
とりあえず
kubectl --kubeconfig Downloads/k3s.yaml
で、コンフィグを指定して動かしてみた。
シングルノードのクラスタであることがわかる。
ストレージは、ローカルホストパスが入っている。必要に応じてNFSのStorage Classを入れてもいいかもしれない。また、Loadbalancerはsvclb-traefikで使える。
さらに、metricサーバも入っているので便利。metricサーバのインストールって結構面倒なような気がする。
また、ネットワークは
- Kubernetes API serverとして6443
- アプリケーション用として61000-62000
がホストのポートにマッピングされているようである。docker inspectを実行するとページャーをかまさないと表示しきれない。
とりあえずの動作確認でした。