QNAPでDockerレジストリサーバの作成

投稿者: | 6月 13, 2022

いい加減、そろそろレポジトリサーバをQNAPのContainer Stationで作ろうとしてやってみた。
コンソールからDockerコマンドで作っても良かったんだが、今回は Container Stationを利用してみた。

Container Stationから作るとQNAP自体の証明書が使える。(逆にそれが仇になることもあるが)
ユーザ認証は設定されていない。

Container Stationで検索すると以下のようなものが出てくるのでこれをポチっとすればいい。

265E10E6 8DBC 458A 8ED9 DF11F420E3FA

ただし、こんなメッセージが出てくる。

C8C70054 F036 4E79 B854 8F395BC04B54

以下の2つの方法のインストラクションを表示している

  • Container Stationでのローカルレジストリ設定を追加する方法
  • 他のDocker環境から接続する方法

特になにも考えないでCreateをクリックして問題ない。

Container Stationでのローカルレジストリ設定を追加をする

1AE3D7B4 2BE2 4CBD AB55 77D813423CF8

4BDCEB1F E3A1 4CF0 BF39 00C5DE3B938D

他のDocker環境からの接続方法
Linuxの場合
mkdir -p /etc/docker/certs.d/<QNAP NAS IP>:6088
scp admin@<QNAP NAS IP>:/etc/docker/tls/ca.pem /etc/docker/certs.d/<QNAP NAS IP>:6088/ca.crt

Macの場合
https://matsuand.github.io/docs.docker.jp.onthefly/docker-for-mac/
mkdir -p ~/.docker/certs.d/<QNAP NAS IP>:6088
scp admin@<QNAP NAS IP>:/etc/docker/tls/ca.pem ~/.docker/certs.d/<QNAP NAS IP>:6088/ca.crt

Windowsの場合
やったことはないが、Windowsのホームディレクトリに上記の設定をすればいいっぽい。

いずれのケースもdockerを再起動

イメージをPushしたあと、以下のコマンドで表示されたらOK
curl -k https://<QNAP NAS IP>:6088/v2/_catalog

{“repositories”:[“busybox”,”hogehoge/busybox”]}

これで終わり。

なんかイカしたフロントエンドを入れようと思ったが、自己証明書を使っているので難しいことがわかった。。。以後の宿題。
ただし、そんなに要らないような気もする。

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