別のところでRoonやSpotifyを聴こうと思って、ラズパイを引っ張りだしてきた。ただ、トランスポーター、つまりデジタル出力しかできないHifiberyしかもっていないので、DACが机の上に鎮座している。まぁ、ラズパイと音声デジタル回路を同居させてまともな音が出るのはAlloのDigi One Signatureしかない。何てったってラズパイと音声デジタルとで電源別なので。混入するデジタルのノイズはそんな簡単に取れるわけではない。Digi One Signatureですら絶縁が完璧ではない。なので、Hifiberryのトランスポートはアリといえばあり。アナログ回路の同居はもはや論外。
あと、ケースは絶対スチールのケースをお勧めする。ラズパイのケースにバルクヘッドが付いているものは存在しないので、気休めかもしれないが。。。
閑話休題
Raspberry Pi OSをRaspberry Pi 2 + Hifiberry Digi+にインストールして、
RRoonやSpotifyでHifiberry DIgi+Raspianで使っていたんだが、 2021年1月にHifiBerryのOSが出ていた様子。
https://github.com/hifiberry/hifiberry-os
イメージは、Raspberry Pi Zero、2から4向けまでてている
ちなみにRoonで使うなら2以上。Zeroも使えなくもないけど、Squeezebox経由になるかもしれない。(試していないが。)
ちゃんと動作確認されているのはどうやらRaspberry Pi 3以降らしい。
SDカードを用意して、イメージをbalenaEtcherでSDカードにやけばいい。
ちなみにSDカードのフォーマットは以下のツールで行う
https://www.sdcard.org/downloads/formatter/
balenaEtcherは、以下。MacだとUniversal Binaryで使えるらしい。
https://www.balena.io/etcher/
最初は無線LANでの設定は非推奨なので、有線LANを接続
http://hifiberry.local/ へアクセスすれば簡単なWizardが表示されるはず。表示できなかったのでIPで接続。
Wizardも大したことを聞いてこない。
以下が何もしないで使える。
Spotify (有償サブスクリプションが必要)
Airplay (shairportlkeiyu )
Squeezebox (squeezelite)
Bluetooth A2DP sink (BlueZ 5)
Roon (Roon Bridge)
MPD (マウントすれば単体再生が可能)
何も設定しなくてもここまで使える。すごい。逆を言うとこれ以外は使えない。
さらにLast.fmを対応しているのも地味に嬉しい。
ちなみにsshでのログインアカウントは以下。
username: root
password: hifiberry (default)
ログインするととても小さいLinuxであることがわかる。
docker ps
CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES
なので、Dockerも使える。サンプルでLMSがあるが使いでがあるかどうかは微妙
ドキュメントは以下に英語である。
https://www.hifiberry.com/hifiberryos/
Raspbery PI OSと違ってファームをあげたりはできないので、両方のSDカードを用意しておいたほうがいいが、普段使いならこっちで十分。
OS周りが軽くなったので、幾分音が賑やかになったように聞こえる。
いずれにせよ、簡単なセットアップだけですぐ音楽が聞けるのはすごいと思う。