NUCのBIOS設定は一悶着。まぁ、AHCIとかVt系を有効にしておくのはあたりまえとして、以下の設定をしておくことをお勧めする。
一個でも欠けると期待したような動きをしないので注意。特にESXで使う場合、TPMの設定をしておかないと警告が出っ放しになってしまい、他の障害に気が付かないという間抜けなことが起きるので早急に設定しておく。
この作業の前にBIOSが更新されていないかどうかを確認しておくことをお勧めする。BIOSが古すぎるとメニューがなかったり、文言や挙動が異なるかもしれないので。
この設定は、第8世代のNUCの設定なので、他の世代だと少し違うかもしれない。
TPMを無効にする
設定しないとESXでTPMの警告が表示されてしまう
Boot -> Secure Boot -> Secure Boot Config
Secure Boot:無効
Security -> Security Features
Intel®︎ Platform Trust Technology:無効
停電復帰時に自動的起動できるようにする
Power -> Secondary Power Settings
After Power failure: Last State
オンボードの有線LANに対してWake On LANを有効にする
Power -> Secondary Power Settings
Deep S4/S5:無効
Wake on LAN from S4/S5: Power On – Normal Boot
Thunderbolt/USB-CのNICを利用できるようにする
Boot->Boot Configuration -> Boot Devices
Thunderbolt USB Boot:有効
Thunderbolt Boot:有効
あとで設定するのが面倒なので、設定できるうちに設定したほうがいい。