あまり重要がないかもしれないエントリ
ちっこい仮想マシンが欲しい。であればMS-DOSとかでもいいのだが、少しまともなVMが欲しい。
Tiny Core Linuxで作ってみる。
設定としては、sshでログインができて、VMware Toolsが起動している状態を作る。
Tiny Core Linuxの入手元
http://tinycorelinux.net/downloads.html
CorePlusをダウンロード。CorePlusをダウンロードしないと起動後にローカルインストーラが表示されない。
最新バージョンは、v11.1の様子。
2020/10/30 追記
Coreでもインストーラが出せる。
ログイン後以下のコマンドを実行することでCLIのインストーラが使える。
tce-load -wil tc-install
sudo tc-install.sh
この場合、メモリは256MB以上必要、ディスクも最低でも32MBは必要。
vSphere 6.7U2で作成
Kernel versionは、5.4.3-tinycoreなので、Other 4.x or later Linuxを選択 32bit版でも64bit版でもいい。Tiny Linuxは、32bit版も64bit版も作れる
メモリは512MB以上必要だった。ディスクも最低でも256MBは必要。SCSIは、準仮想(デフォルト)、Etherもvmxnet3(デフォルト)で問題なく利用可能
BIOSブートに変更する
電源オン。ちなみに、WebコンソールだとXwindowのマウスが使えないので、VMRCで接続する。
ログイン画面もなく、いきなりデスクトップが表示されるので、右クリックでtc-installを選択
以下のように選択して次へ
以下のように選択して次へ
カーネルパラメータは適宜設定。ちなみにrootでログインできるsuperuserは選択してはならない。tce-installコマンドが使えなくなる。
以下のように選択して次へ
Proceedをクリック
インストールが完了したら、ウィンドウを閉じて、右クリックしてExitを選択してリブート
VMRCを開き、コマンドプロンプトが表示されたら、以下のコマンドを実行。ここは我慢
tce-load -wi openssh.tcz
cd /usr/local/etc/ssh
sudo cp sshd_config.orig sshd_config
passwd tc
sudo /usr/local/etc/init.d/openssh start
ifconfig
これでsshで入れるので、ssh tc@IPADDR でログイン
以下のコマンドを実行
cd /usr/local/etc/ssh
sudo cp ssh_config.orig ssh_config
tce-load -wi pcre.tcz
tce-load -wi open-vm-tools.tcz
tce-load -wi curl.tcz
tce-load -wi parted.tcz
echo “/usr/local/etc/ssh” >> /opt/.filetool.lst
echo “/etc/passwd” >> /opt/.filetool.lst
echo “/etc/shadow” >> /opt/.filetool.lst
echo “/etc/group” >> /opt/.filetool.lst
sudo vi /opt/bootlocal.sh
以下の2行を追記
/usr/local/etc/init.d/openssh start
/usr/local/etc/init.d/open-vm-tools start
filetool.sh -b
sudo halt
電源が落ちたらCD-ROMデバイスごと削除して完成
ちなみに、ホスト名はboxになる。
ホスト名を変えるには、
sudo hostname 新しいホスト名
VMテンプレートにしてもIPアドレスだけはかぶらないので、頭数に使える。
なんか疲れたw