minioでimmutable環境を作る

投稿者: | 10月 9, 2020

気分転換でminioのimmutable環境をテストしてみた。
さて、これが気分転換になるとはあんまし思えず。。。。だった。

まず、minioの環境を普通に作った方。。。じゃーん。再構築です。

必要なもの
minio dockerあるいはminioバイナリ
mcクライアント (AWSCLIだとロック付きのバケットができない。)
awscli (初期設定はカッツアイ。minioのサーバに対して aws s3 lsが動作することを確認しておく)

各アプリは適当なパスの通ったところに置いてく。

はまりどころ満載なので、情報ソースと共に記載していく

minioサーバの作成
普通のモードはFSモードなので作成できない。
https://github.com/minio/minio/issues/9962
erasure-coded modeって何だ?

Erasure Cordingモードの説明は以下にある。
https://docs.min.io/docs/minio-erasure-code-quickstart-guide.html

要は/dataだけでやらずに複数のマウントポイントで上げてくれということ。

minioのマウント元のフォルダーを以下のように作る
/minio/data1
/minio/data2
/minio/data3
/minio/data4
/minio/data5
/minio/data6
/minio/data7
/minio/data8
/minio/data9
/minio/data10
/minio/data11
/minio/data12

サーバの起動
INIO_ACCESS_KEY=minioadmin MINIO_SECRET_KEY=minioadmin ./minio server /minio/data{1…12}

以下のようなメッセージが出てくれば成功
Formatting 1st zone, 1 set(s), 12 drives per set.
WARNING: Host local has more than 6 drives of set. A host failure will result in data becoming unavailable.
Attempting encryption of all config, IAM users and policies on MinIO backend
Status: 12 Online, 0 Offline.
Endpoint: http://192.168.1.100:9000 http://127.0.0.1:9000
AccessKey: minioadmin
SecretKey: minioadmin

バケットの作成
新規作成のバケットをmcコマンドで作る。ブラウザから作ってはダメ。aws cliからも作れないという謎の仕様。なので、mcコマンドを使う。

mcコマンドの設定
vi .mc/config.json
{
  “version”: “10”,
  “aliases”: {
  “minio”: {
   “url”: “https://192.168.1.100:9000/”,
   “accessKey”: “minioadmin”,
   “secretKey”: “minioadmin”,
   “api”: “S3v4”,
   “path”: “auto”
   }
  }
}

バケットの作成
以下のコマンドでバケットを新規作成
https://github.com/minio/minio/issues/9236
mc mb –with-lock minio/test1

オブジェクトロックの設定
以下のページの内容をそのままコピペするとエスケープシーケンスでエラーになるので消してから実行
https://docs.minio.io/docs/minio-bucket-object-lock-guide.html

aws –profile minio –no-verify –endpoint-url http://192.168.1.100:9000 s3api put-object-lock-configuration –bucket test1 –object-lock-configuration ‘ObjectLockEnabled=”Enabled”,Rule={DefaultRetention={Mode=”GOVERNANCE”,Days=1}}’

ということで終わり。何ともアンドキュメンテッドのものを探してはトライ、探してはトライというプチプチとストレスがたまる作業だった。
おまけにモード変更のために再構築もしなきゃならないとは、やるきそぐーw

ーー>QNAPのminioでhttps付きで動作もできた。

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