VCSA (vCenter Appliance) 7をVMware Fusionに直接展開してみる話
詳細のオペレーションは、ほぼ、vSphere 6.7の時と同じ。
https://www.blog.slow-fire.net/2020/04/27/vcenter-server-appliance-vcsa-6-7をvmware-fusionに直接デプロイ/
相違点が一つある。DNSの正引きと逆引きが必要。(昔に戻った?)
nslookup vcfusion.local.cloudshift.tech
Server: 127.0.0.53
Address: 127.0.0.53#53
Non-authoritative answer:
Name: vcfusion.local.cloudshift.tech
Address: 192.168.8.191
nslookup 192.168.8.191
191.8.168.192.in-addr.arpa name = vcfusion.local.cloudshift.tech.
これを設定しておかないと、Stage 2のどこかでエラーになる。自分の場合はLDAPのエラーになった。自分は、EdgeRouterのDNSに登録したから余計なリソースを使うことはなかったけど、そういうのがない人は、ADやら小型DNSを立てないとだめかもね。裏技では、Amazon AWS Route 53にゾーンを一つ立ててそこにエントリを入れてしまうという技がある。Route 53のDNSにプライベートIPを登録しても問題ないので。
よって、6.7の時はFQDNではなくて、IPアドレスでも問題なかったが、7になってからはFQDNが必須になってしまった。
また、Stage 2で証明書が切り替わるので、インストーラーの表示は最後まで綺麗いかず、一度、エラーが表示されてリロードしろと言われる。Macの場合は、ここで新しいオレオレ証明書を追加で入れる必要がある。
証明書がVMware,IncのものからFQDNへの証明書に切り替わるため。。。