このエントリーはもはや今更感があるが。。。
ESXの上に仮想環境を載せるのは一般的。実はいままでもしれっとNutanix CE (KVM)を載せたりしていたが、ESXに仮想環境を載せる一般的な話。
Hyper-VやOpenStack、CloudStackを仮想環境上に立てるには必須の設定。普通に使う分には邪魔をしない設定なので、デフォルトで設定をしてもいいかもしれない。自分はデフォルトで設定をしている。
- ESXの設定
- 仮想マシンの設定
の2つからなる。
ちなみに、検証したのはvSphere 6.7 Update3でHyper-Vを立ててみたときの情報。古いvSphereとかだと、仮想マシンの追加設定が必要な場合もあるので注意。
ESXの設定
全てネットワーク設定。これをしないとネストされた仮想環境の仮想マシンからネットワークに出れない。
vSwitch0 – VM Networkに接続する場合の例
仮想スイッチのセキュリティでPromiscuous modeを有効にする
VLANの設定
VLANを使うならVLAN IDを4095にしておく、DVSの場合は、VLAN IDを範囲を全指定にしておく。これをしておくと仮想マシンが名乗ったVLANで通信ができる。自分は、VLANを持たない仮想マシンネットワークはVLAN IDを4095にしてたりする。
仮想マシンの設定
Hardware virtualizationとPerformance Countersをオンにする。これをしないと仮想環境自体が起動できなかったり、Hyper-Vの役割が追加できない。
ネットワークインターフェースの設定
E1000Eでもいいが、vmxnet3にしておく。これをしないとネットワークが遅くて話にならない。接続先のネットワークはどこでも実は構わないが、VLANを話す場合はVLAN ID 4095のネットワークへ。
これであとは仮想基盤のOSを起動すればOK。ネストされた仮想環境での仮想マシンからネットワークのアクセスができることを確認すること。
vSphere 6.7 U3でvSphereの仮想マシンを立ててみたが、CPUの設定が入っていないので注意。