今日、社長に言われたのだが、
iPhoneでサーバ監視ができるのか?
結論からすると難しい。なぜならiPhoneからPingとか、ポート監視ができるのだが、
ずーっとアプリが動いている訳ではなく、あくまでも「元気かな」という思いで見に行かなければ分からない。まるで買ってきた熱帯魚を水槽に入れて毎日見に行くようなものである。見に行かなければ、多分熱帯魚は死んで浮かんでいるであろう。
アクティブに考えると、やはり障害検知のメールを受信して、2次的な対処としてアプリを起動するのが一般的と考える。
で、サーバエンジニアとしては、以下の構成をお勧めする。
1.メールの受信は、yahoo.comとi.softbank.jpの両方に飛ばす。
i.softbank.jpのメールは、SNS経由でメール受信をお知らせしてくれるし、yahoo.comは、なぜか振動で教えてくれる。アクティブな通知はこの2つだけで、かつ、それぞれ通知の方法が違う。さらに、softbank.ne.jpと違って普通のメールで後でPCで確認ができる。
2. Push notify使うアプリを入れておく。例えばNimbuzzなど。
理由は、メールの通知がさらに速くなるという噂があるのと、いざとなったらメッセンジャーを起動し、知り合いにヘルプを頼むことができる。
3.導入するアプリを選定する。
コンソール系
SSHコンソール TouchTermなど
SCPクライアント ezShare
FTPクライアント ezShare
Telnetクライアント MTelnet
VNCクライアント jaaduVNCなど
RDPクライアント WinAdminなど
ポート監視アプリ系
TCPinger マルチでポート監視が可能
ネットワーク監視系
Net utility 一通りのネットワークコマンドが打てる
DNS系
Lookup nslookupができる
iDig digコマンドが打てる
MySQL/PostgreSQL
iMy MySQLクライアント
MobileCan PostgreSQLクライアント
監視アプリ
iStat istatdをLinux/Solarisにインストールするとモニタができる
その他
IP Port List ポートのリスト表示
MacLookup Mac Addressを調べられる
IP Calc サブネット計算
iAdviceMe セキュリティ情報を調べる
iPhoneを初期化してしまったので、まだ入れるべきアプリがあるかもしれない。
また、サーバ監視ではないが、iPhoneでサーバ構築も可能。
iAwsManagerをインストールするとなんとAmazon EC2のゲストの作成ができる。