LVMにディスクイメージが作成されるとちょっと面倒。OpenSource版のXenのようにファイルで作成されるといいのだが。
*注意!!
これを行うと、LVMの中のすべてのイメージがなくなってしまうので必ずバックアップ!してから。
# cat /etc/xensource-inventory
でDEFAULT_SR_PHYSDEVS= を確認。単体サーバの場合は、sda3になるらしい。
ここで、使いたいパーティションを作成し、ファイルシステムを作成しておく。(私の環境の場合、LVMの領域が開放されていたので、fdiskとmke2fsで作成しました。)
lvm形式のStorage Repository(以下SR)を確認。XenServerをインストールするとすべての仮想ディスクが、LVMの論理ボリュームになってしまう。LVMからVHDにしたいのが今回の目的。
# xe host-list
hostのUUIDを確認する
# xe sr-list type=lvm
# xe pbd-list sr-uuid=(sr-listで表示されたUUID)
# xe pbd-unplug uuid=(pbd-listで表示されたUUID)
# xe sr-destroy uuid=(sr-listで表示されたUUID)
この時点で、XenCenterからSRが削除されている
# xe sr-create content-type=”local SR” host-uuid=(xe host-listで表示されたUUID。TABを押すと補完される) type=ext device-config-device=作成したいボリュームを指定 shared=false name-label=”Local File SR”
新しく作成されたSRのUUIDが表示される。
次にデフォルトのSRを指定する
# xe pool-param-set default-SR=新しく作成されたSRのUUID uuid=ホストのUUID
最後にイメージをサスペンドしたときのイメージを置く場所を設定
# xe pool-param-set suspend-image-SR=新しく作成されたSRのUUID uuid=ホストのUUID
動作確認
# mount
/dev/mapper/XSLocalEXT–SRのUUID-SRのUUID on /var/run/sr-mount/SRのUUID
としてマウントされる。
イメージはディスク毎にvhdファイルが作成される。
今回は、ローカルのパーティションに作成しましたが、LVMを作成して、それ上にディスクイメージを置くといいかもしれない。