Core2duoのマシンにCentOS 5 x86_64 をインストールしてみました。
CPU: Core2duo 6320
Mobo: Asus P5B
Memory: jetram 1GB x4
HDD: SATA 120GB/500GB
IDE 120GB/80GBx2 via PCI IDE card
DVD-RW: PIONEER DVD-RW DVR-108
VGA: ASUS EAX1300 (ATI X1300)
- 4GB以上積んでいるマシンの注意点
kernel optionに agp=off と付けないと、正常に立ち上がりません。インストール時は、BIOSでMemory Remap を OFFにして、インストール後有効にします。(どうせ、インストーラのCPUは1つしかコアをつかっていないし。)
- センサー関連
kernel をアップデートしたら、sensor-detectコマンドで正しく認識されます。
- NICドライバ
Realtekから最新版をダウンロードして、#make ; make install; depmod -a ; make cleanしてreboot.。最後のmake cleanは、念のため次にコンパイルする時に古いオブジェクトを使わないようにプログラムソースをきれいにしておく。
- 今ふんずまっていること
SATAが2台しか認識しない。(Kernel optionを追加するといいかもしれないが、DVDドライブがエラーをはきます。 ATIのドライバがうまく当たらない。(OpenGLが効かない。。。)それにしても、秋葉原のメモリ価格は暴落していますね。ノート用のDDR2 2GBが安くならないかなと思いますが、デスクトップ、ノート用PCにしても2GBモジュールはまだ高いですね。ちなみに、Windows XPの場合、4GBのメモリを付けても3GBくらいしか認識しません。理由は以下。PCIデバイスの大半は、Memory mapped I/Oしている。つまり、ある特定のメモリアドレスにアクセスすることによって、PCIデバイスにI/Oをする。一方、32bit OSは、基本的に4GBのメモリ空間にしかアクセスできない。よって、PCIデバイスは、4GB直下にメモリアドレスをマップする。(この設定は、起動直後のPCI Configuration Registerの設定できまり、各CPUに伝達される。)4GBのメモリモジュールがついてると、PCIのメモリアドレスと重複してしまうために、3GB程度しか認識されない。オンボードや拡張カードのPCIデバイスで使っていないものを無効、外すことによって、少し空間を空けることができる。 (3GB程度というのは、PCI Deviceの数によって変わるので、認識されるメモリは環境によって異なる。)また、Windows2003などサーバOSの場合、kernel optionに /PAE と付けることによって、36bit空間のアクセスを有効にできる。よってBIOSでMemory Remapを使えれば、重複したメモリアドレスを4GB以降に押しやり(Memory Remap)、4GB以降のアドレス(/PAE)が可能となる。この場合は、メモリ容量を正しく4GBと認識する。WindowsXPは、/PAEをサポートしていないので、NG。 Linuxはもちろん4GBを認識するはず。一方64bitOSは、アドレス空間が広いので、Memory Remapだけ設定すれば、4GB以上のメモリを認識します。さらに、Kernel OptionでアプリとOSのメモリ使用量をTuneしないとだめだった記憶がある。。。普通にWindows XP 32bitを使っていても2GBくらいで頭打ちになってしまう。(それ以上のメモリを使ってくれるソフトはかなり限られる。)とまぁ、メモリを積んでも、32bitOSで使う場合は、2GBくらいが関の山ってやつです。メモリの価格で魚竿(右往左往)するついでに、64bit OSの導入をお勧めします。ちなみに、Vistaを4GB越えで使う場合は、以下のWEBを見たほうがいいです。http://support.microsoft.com/kb/929777